カレーに使用しているスパイスの研究結果報告です。
クミンは世界のいたるところで使用されていて、インドでも特によく聞いたスパイスです。
インドのサイト(このリンク先!!THE HealthSite.com)では以下が紹介されていました。
- ①消化を促進、強化
- ②便秘対策(食物繊維が豊富なため)
- ③ガンと闘う(クミンアルデヒドという成分が強力な抗酸化作用)
- ④血圧や鼓動を整える(不足しがちなカリウムが豊富なので電解液のバランスが良くなるため)
- ⑤抗炎症、抗細菌、抗菌、喘息、風邪に効く(クミンアルデヒド効果)
- ⑥貧血対策(鉄分を含むため)
- ⑦ED、PE対策(亜鉛とカリウムによる)
- ⑧妊娠中にいい(吐き気等をやわらげ、母乳の鉄分やカルシウム量を上げる)
- ⑨不眠症対策(メラトニンを含んでいる?熟したバナナと一緒に取るとより効果的?)
- ⑩記憶力強化及びメンタル安定(ビタミンB群の影響?)
あと栄養素も調べてみました。
自分が注目したのはカリウムが比較的豊富だなということです。
カリウムは特に細胞の浸透圧を維持することや、神経伝達で大きな役割を果たします。
④血圧や鼓動を整える、という紹介に関して、カリウムは腎臓でナトリウム(塩分)の再吸収を抑制する働きがあるので結果的に高血圧を予防することに繋がります。
厚生労働省の食事摂取基準(2020年版)ではカリウムをだいたい2500-3500mg/日摂取することが望ましいとされています。
クミンだけでカリウム2500mg摂取しようと思うと、だいたい小さじ65杯くらいの136g摂取が必要となります。
自分のカレー1杯分でだいたい1gのクミンが入っているので、自分のカレーのクミンだけだと1日に必要なカリウムの0.7%という計算になります。
クミンはカレーに香りメインで使用していますが、栄養素の補助的な意味合いで考えても素晴らしいと思います。
その他の栄養素は微々たるものなので、④以外がどの程度効果があるのかは個々の遺伝子の差でかなり変わると思います。
今までこんなにスパイスのことを調べたことはなかったので非常に興味深く面白いです!!
また時間があるときに他のスパイスも調べてみようと思います。